株式会社鳥羽瀬社寺建築
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1,000年持つ木造建築 本来の技術の継承
寺社を見ていただくとわかる通り、本来の木造建築は1,000年持つ。それが本来の木造建築。
近年、そうではない木造建築が増えていることに危機感を覚え、日本伝統建築技術保存会を設立。伝統技術の継承に努めている。日本伝統建築技術保存会はユネスコ世界無形文化遺産登録団体。 -
担い手育成
伝統建築は、設計~大工までを全てできる方が、より良い技術者となれると感じ、若手従業員には、現場経験はと同時に、様々な本を読むようにも指導している。
マルチに活動できるようになるのは難しいことだが、そんな人材を育成していきたい。 -
端材の活用
現場で出る端材は、これまでも薪ストーブの燃料として利用してきたが、もう少し幅を広げたいと考え、従業員に意見を聞きながら、子ども向けワークショップなども開催を始めている。
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文化財を未来につなぐための森づくりにも
寺社だけでなく、古民家に使われる資材、屋根に使われる檜皮や茅など、伝統建築に使われている建築資材自体の枯渇が進んでいる。それらを守るため、業種を超えて、200年先の森を考えようというコンセプトで「文化遺産を未来につなぐ森づくり会議」という組織をの理事も務めさせていただいている。